その「アドバイス」より、あなたの愛を届く伝え方
小林 明美(こばやし あけみ)です。
この間美容院での出来事。
早めの季節の変わり目か、
頭皮湿疹がひどくなってたのですが
伸びてきた白いところをカラーリングしたくて
(そういうお年頃なんです♡)
いつも担当してくれてるAさんにお願いしたところ
「今日は止めませんか?」とのアドバイス!
いやじゃいやじゃ!
このアタマのまんまではお仕事したくない(-_-)
お願いですから、カラーリングしてくだされ(T_T)
そう懇願して、
「しゃーないですね(笑)」と
特殊なやり方で染めてもらったのです。
そのうえ、
「全体じゃなく、伸びてきたところだけにしますよ」
「ああ、明美さんはウチの扱ってるヘアケア剤より、
今まで使ってて大丈夫だったのを使い続けたほうがいいですよ」
「ウチのサンプル一応差し上げますけど、無理に使わないでくださいね」
ってまあ、本当はこんな頭皮湿疹のときにカラーはしたくないだろうし、
自分のところのヘアケア剤を勧めたいんだと思うのですが、
最大限、今の私の望みに合うようにしてくださった。
何ていい人なの!
もうあなたの言うこと何でも聞いちゃう!!
サンプルが合えば、きっと買っちゃう!!
Aさん大好き!!
そういえばこんな出来事もありました(笑)
「明美さん、頭皮が硬くなってますねー」
「仕事忙しいですか?疲れてますねー」
・・・え?そう?
自覚ないけど、そんなに私ってダメな状態なの(/ω\)
いつも私を心配して言葉をかけてくださるBさん・・・
「明美さんは、もう少しパソコンから離れた方がいいんですよ」
と、ありがたーいアドバイスをくださる。
Bさんのこと決して嫌いじゃない。
けど、何なんだろうこの違和感。
なんで反発心が出てくるんだろう?
なんでこんなにワクワクしないんだ?
「ありがとう。でも自分でいろいろ考えてやってるから大丈夫」
って答えてました。
というかそうだ、Bさんの美容院行ってないや(笑)
Aさんとこに変えちゃったんだ!
なーんか有り難いアドバイスだけど心に響かない・・・
ほんとにせっかくなのにゴメンナサイ<m(__)m>
これっていろんなところで気が付かないうちに
私もやってたかもって思いました。
職場の上司と部下、
先輩後輩の間・・・
大切なお友達に対して・・・
「正論」や「心配」からのアドバイスって
なかなか届かなかったりしませんか?
アドバイスが活きるときって
本当に本人があなたからのアドバイスを求めているときだけかも。
自分の体験からそう感じます。
「良かれ」と思っての「正論」「心配」したくなるときは
相手の本当の姿より、小さく過小評価したいときかも。
むっちゃ失礼です<m(__)m>
でも実は、
「あなたも私も、人はすべて
答えを自分の中に持っていて
その中に智慧も勇気も持っている」
「自分で気づいているよりでっかい存在」
なんですよね(^^)
人って本来自由でいたいもの。
「あなたのためなのよ」であっても
アドバイスで決めるより、
自分で気づきたい。
自分で決めて動きたい。
「この人は大丈夫。」こちらが心を開いて
そう思いながら共にいるとき
相手の心の扉もぱかっと開きます。
「安心してください。
あなたはあなたで大丈夫ですから!」
これが伝わったとき、
初めてこちら側の思いを受け取ってもらえる・・・
そんなふうに思います。
思っていることが伝わらない、
アドバイスが届かない・・・
そんなときは、
アドバイスの前に
目の前の人が見えている以上にでっかい存在だということ
を思い出すことから始めてみませんか?
頭皮湿疹のおかげで、
いいヒントがもらえちゃいました(´▽`)
今日もお元気で。
いつもお読みいただきありがとうございます。