その「アドバイス」より、あなたの愛を届く伝え方

2016-02-13

小林 明美(こばやし あけみ)です。

 

 

この間美容院での出来事。

早めの季節の変わり目か、
頭皮湿疹がひどくなってたのですが

伸びてきた白いところをカラーリングしたくて
(そういうお年頃なんです♡)

いつも担当してくれてるAさんにお願いしたところ

 

「今日は止めませんか?」とのアドバイス!

 

いやじゃいやじゃ!
このアタマのまんまではお仕事したくない(-_-)

お願いですから、カラーリングしてくだされ(T_T)

 

そう懇願して、

「しゃーないですね(笑)」と
特殊なやり方で染めてもらったのです。

 

そのうえ、

「全体じゃなく、伸びてきたところだけにしますよ」

「ああ、明美さんはウチの扱ってるヘアケア剤より、
今まで使ってて大丈夫だったのを使い続けたほうがいいですよ」

「ウチのサンプル一応差し上げますけど、無理に使わないでくださいね」

 

ってまあ、本当はこんな頭皮湿疹のときにカラーはしたくないだろうし、
自分のところのヘアケア剤を勧めたいんだと思うのですが、

最大限、今の私の望みに合うようにしてくださった。

 

何ていい人なの!

 

もうあなたの言うこと何でも聞いちゃう!!

サンプルが合えば、きっと買っちゃう!!

Aさん大好き!!

 

 

 

そういえばこんな出来事もありました(笑)

 

「明美さん、頭皮が硬くなってますねー」
「仕事忙しいですか?疲れてますねー」

 

・・・え?そう?
自覚ないけど、そんなに私ってダメな状態なの(/ω\)

 

いつも私を心配して言葉をかけてくださるBさん・・・

 

「明美さんは、もう少しパソコンから離れた方がいいんですよ」
と、ありがたーいアドバイスをくださる。

 

Bさんのこと決して嫌いじゃない。

 

けど、何なんだろうこの違和感。
なんで反発心が出てくるんだろう?

なんでこんなにワクワクしないんだ?

 

「ありがとう。でも自分でいろいろ考えてやってるから大丈夫」

って答えてました。

 

 

 

というかそうだ、Bさんの美容院行ってないや(笑)

Aさんとこに変えちゃったんだ!

 

 

 

なーんか有り難いアドバイスだけど心に響かない・・・
ほんとにせっかくなのにゴメンナサイ<m(__)m>

 

 

これっていろんなところで気が付かないうちに
私もやってたかもって思いました。

 

 

 

職場の上司と部下、
先輩後輩の間・・・

大切なお友達に対して・・・

 

「正論」や「心配」からのアドバイスって
なかなか届かなかったりしませんか?

 

アドバイスが活きるときって
本当に本人があなたからのアドバイスを求めているときだけかも。

自分の体験からそう感じます。

 

「良かれ」と思っての「正論」「心配」したくなるときは
相手の本当の姿より、小さく過小評価したいときかも。

むっちゃ失礼です<m(__)m>

 

でも実は、

「あなたも私も、人はすべて
答えを自分の中に持っていて
その中に智慧も勇気も持っている」

「自分で気づいているよりでっかい存在」

なんですよね(^^)

 

人って本来自由でいたいもの。
「あなたのためなのよ」であっても
アドバイスで決めるより、
自分で気づきたい。
自分で決めて動きたい。

 

「この人は大丈夫。」こちらが心を開いて
そう思いながら共にいるとき


相手の心の扉もぱかっと開きます。

「安心してください。
あなたはあなたで大丈夫ですから!」

 

これが伝わったとき、

初めてこちら側の思いを受け取ってもらえる・・・
そんなふうに思います。

 

思っていることが伝わらない、
アドバイスが届かない・・・

そんなときは、

アドバイスの前に
目の前の人が見えている以上にでっかい存在だということ
を思い出すことから始めてみませんか?

 

頭皮湿疹のおかげで、
いいヒントがもらえちゃいました(´▽`)

 

今日もお元気で。

いつもお読みいただきありがとうございます。