怖がっていい。よわっちくていい。

2016-04-19

こんにちは

小林 明美(こばやし あけみ)です。

 

 

 

昔、ある方から言われました

「よわっちい娘ね(笑)」

 

私が「強い人」のつもりでいたころのお話しです。
すでに充分年を重ねてて「娘」という年齢でもなかったんだけど。

 

 

 

お隣の県というより、同じ九州の中で起こった大きな災難。

規模は小さくても同じように揺れる中にいて
正直、小さな揺れでもドキドキします。

大きな揺れが来るんじゃないかって怖くなる。

 

 

 

怖がっても仕方ないとわかっていても

気持ちがずーんと下がってしまう。

 

 

 

そのたびもう一人の私が言います。

 

 

 

だめだめ!!
被災者じゃない私達こそが明るくいつも通りの生活をしなきゃ!!

 

 

 

そうですね。

たしかにそうです。

 

 

 

 

 

11年前の西方沖地震のときも

 

むっちゃ怖かった。

怖がっていることはカッコ悪いこと、
もっと大変な人たちがいるのに
この程度でビビる私はダメ

そんな風に思ってました。

 

だから「これくらいのことで怖がってちゃだめよ」
と、沈みそうになる心を奮い立たせて

余震が来ても「平気平気(^^)」って

 

がんばってました。

 

 

怖がる自分、不安だと思っている自分に

 

ぜーんぶ蓋をしてたら

 

 

ぽき。

 

 

 

ある瞬間心が折れちゃいました。
(一時、頭が真っ白になって何も出来なくなりました)

 

 

 

マインドフルネスNLPを学んだ今は、

自分が怖がっていることを自覚しています。


直接被害にあったわけでも、震度7とかを体験していなくても
自分の家が壊れてなくても怖いです。不安です。

 

 

「怖い」や「不安」「悲しい」と思うことに

これくらい以上は怖がって良くて
ここから下は怖がっちゃいけないなんて基準はないでしょ?

以前の私は勝手に基準をつくっちゃってました。

 

 

感じる気持ちはとても個人的なことで
どんな感情も持っていいし感じていい。

 

 

これは地震や災害のときだけに限った話じゃなく

 

私達は、どんな感情を持ってもいいのよね。

 

その感情を持っている自分を抱いて
泣いている赤ちゃんをよしよしするかのように。

 

「怖いよねー」「辛いよねー」
「辛い人見てるだけで私も辛いんだよねー」
もう一人の自分でよしよしする。

 

泣いてる赤ちゃんに「泣くなー!!」
とは言わないでしょう?(^^)

そんな感じで今のありのままの自分を認める

 

 

 

「よわっちい娘ね(笑)」
強がって、自分が怖がっていることに気づかず
平気なふりして頑張っていたとき

ある人から言われた言葉です。

 

 

ぎぇ!

ダダ漏れしてた^^;

 

 

「でもね、よわっちくていいのよ」
その言葉に救われました。

 

 

私は怖がりでビビりです。
(たぶん人一倍のビビり(^^ゞ)
そんな自分でいい、怖がりでいいです。

 

それを認めたうえで、その感情にとどまらない。


どうやらきっと大丈夫。
私達は前向いて普段通りの生活をすることが支援になる。


幸せを感じながら感謝しながら
普段通りの一日を生きようと思います。

 

 

感情に蓋をするのではなくその感情をゆるして認める。

在ることを認めることで捉え方が変わります。

 

 

自分の弱さを認めることができるようになったころ
少し強くなれたような気がします。

 

 

 

今日もお元気で。

いつもお読みいただきありがとうございます。

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