「聴いてもらう」ということによる作用とは①

小林 明美(こばやし あけみ)です。
コーチングを学び、心理学を学んできましたが、
私自身が救われた、
忘れられない体験があります。
コミュニケーションスキルの中に「傾聴」という聞き方があります。
自分が訊きたいことを訊くのではなく、
相手が話したいことを、共感しながら丁寧に積極的に聴く
という聴き方のことです。
この「傾聴」に関して
すごい!!って思った体験をシェアさせてください(^^)
はなしは10年ほど前に遡ります。
福岡で大きな地震がありました。
(福岡西方沖地震)
東北や阪神の大震災のような規模ではなかったんですが、
それなりに被害が大きかった地震でした。
我が家のマンションは大きく揺れ、
給湯器が破損して水浸しになるという
家の中がひえー!!、えらいこっちゃ!な事態となりました。
なんせ、地震慣れして無くてドキドキして
当時飼ってたワンコを抱いて途方に暮れていたのを覚えてます(*´ω`)
そんなことがあり、
まだ余震が続いていた地震から数日後のこと。
こんどは千葉の弟のお嫁さんが亡くなったと連絡が入りました(*_*)
少し前から悪かったそうなんですが、
弟たちにとっても急なことだったようで、
当時病気を発症していた母を気遣い、
弟は両親にも伝えてませんでした。
気も動転しながら弟の元に駆けつけて、
当然のように気を張って、ねーちゃんとして頑張りました(´▽`)
更に当時の私にとってショックだったのが、
この弟のお嫁さんが亡くなったとき、
どんな時も立派で、ちゃんとしてて、
誰よりかっこよく物事の采配を振るっていた、
自慢の私の母が、
ある意味憧れだった私の母が、
見る影もなく、手のかかる小さな子どものように、おろおろと
何の役にも立たなくなってしまっていたことでした。
(・・・後に、このころ既に母は認知症に罹っていたようです。
そのための異変でしたが、こっちがオロオロしそうでしたよ(笑))
両親の代わりに、弟家族の世話をして
自宅に帰った途端・・・
思考も感情も全く停止(/ω\)
まあね、いろんなことが一気に起こって
私のキャパいっぱいいっぱいだったんでしょう。
思考も感情もなーんも動かない。
ついでに体も動かない(*_*)
朝から晩まで、ただソファにぼーっと座ってる
なーんにも出来ない状態になっちまったんです(-_-)
そんな時に、携帯電話が鳴りました。
・・・・・・・・・・
すみません、
長くなりそうなので今日はここまでにしますね。(^^)
今日もお元気で。
いつもお読みいただきありがとうございます。