「聴いてもらう」ということによる作用とは②

小林 明美(こばやし あけみ)です。
「前回」の続きです。
弟の家から自宅に戻って、
思考・感情がストップしたまま、
数日ぼーっとしていました。
そんな時、携帯電話が鳴りました。
友人が心配して電話を入れてきてくれたんです。
(コーチングを学ぶ仲間でした)
電話の先の友人に向かって
ぽつぽつ、何かをしゃべりだしました。
最初はぽつぽつと・・・
だんだんと加速していき・・・(^^)
しまいには堰を切ったように、
ぶわああああああーーーーって喋り続けました。
我ながら、まるで機関銃みたいでした(笑)
友人は黙って、相槌を打ってくれただけ、
アドバイスも感想なども一切なし。
(傾聴してくれてただけです)
溜まっていたものを全部吐き出せました。
何分くらいたったのか・・・
1時間や2時間たったのではと思ったけど、
実際は30分程度でした。
そして電話を切った直後、
これまた堰を切ったように涙がでて、嗚咽・号泣し(^^)
するとね・・・
夕立の後の明るい太陽に照らされるかのように、
内側にさーーーーっとエネルギーが満ちてきて
それまでの、思考停止状態がまるで夢だったかのように
普段の私に戻ったんです!!
「・・・? どうしてたんだろう私???」ですよ。
この時の、
内側にエネルギーが「入ってくる」という感覚は忘れられません。
聴き続けてくれた友人に大感謝でした。
そのうえ、さえぎられずに話せると、
短時間で吐き出しきれてスッキリ自浄作用が起こることも
体験しました。
喋ってからっぽになると、新しく何かが入ってくる・・・
断捨離やデトックス効果のようなことが
思考や感情にも起こるんだという体験でした。
悩みや、不安、様々な感情を一人で抱える必要はないのですね。
誰かに聞いてもらって、空っぽになって
新しいエネルギーを迎え入れる・・・
あの時の経験は一生忘れられません(^^)
喋るってすごい!
聴いてもらうってすごい!
こんなすごいことができる私達って、
コミュニケーションできるって
なんてありがたい機能を持っているんだろうと思ってます。
「ちょっと聞いてくれる?」
「いいよ、聴こうか?」
積極的にしゃべる機会を持って、思考、感情のデトックス。
新しいエネルギーを満たすことで、
きっと在りたい姿に近づいていきますね。
今日もお元気で。
いつもお読みいただきありがとうございます。