コミュニケーションにおいて「待つ」ことの大切さ

2016-02-19

小林 明美(こばやし あけみ)です。

 

 

 

「明美さん、まだ書く言葉が揃ってません。」

この間、心友にリクエストしたことへの返信でした。

彼女がある施設を見学に行ったのですが、
そこは私もとてもとても興味を持っていたクリニックだったのです。

(スタッフが辞めないクリニック。どんな組織運営されてるか
どんな施設なのか、ものすごく興味が湧いたのです)

感想は?どんなとこだった?

聞きたーい、って尋ねたところ

 

そのお返事が
「明美さん、まだ書く言葉が揃ってません」

 

そうですか、そうですか。
はい、了解(^^)
そのうち聞かせてちょーだいね、でした。

 

 

質問されると、私たちは自分の中を答えを探しに行きます。

 

その答えはどこにあるのでしょう?

どこを探すと答えを見つけることができるのでしょう?

 

 

私はだいたいがせっかちで

質問されると答えねばならない
即答する癖がついてました。

それがいい悪いではないのだけれど、

 

何て言っていいかわからないとき
「ちゃんと答えられない、答えがまだでない」ことに

むっちゃ焦りを感じてしまってました。

 

深くしっかり探すというより
条件反射のように質問されると即答してました。

例えばコンビニで適当に選ぶお弁当のような答えかな?
(悪いことではありませんでしたが(笑))

 

即答を避けた彼女の返答をもらったおかげで、

「即答しなくてもいいんだ」という
新たな選択をしていいことに気づきました。

 

 

あなたは何かを考えるとき(答えを探すとき)
どこでそのことをやっていますか?

 

あまり普段意識しないことかもしれませんね。

私もでした(笑)

 

NLPを通して知ったとても大切なことは
私達は自分で知っていると思っていることより
ずっとずっと多くの智慧や思いを私たちは持っている
ということ。

けれど、とても繊細で小さな声なので、
普段のにぎやかに思考しているときは聞こえてきません。

だからこそ、呼吸に集中して、
あれこれ思考しようとする頭の中を空っぽにして
自分のハートに訊いてみる・・・

静かな時間がとても大切です。

 

答えが見つかるのを待つ
伝えたい言葉が出てくるのを待つ

 

周りの方とのコミュニケーションで
「傾聴」するとき「相手が話し始めるまで待つ」というスキルがありますが

自分とのコミュニケーションにおいても
「自分の内側が話し始めるのを待つ」ということができます。

きっと思いがけないヒントや気づきが生まれ
自分とのつながりが深まることでしょう。

 

何事も「待つ」ということは
とても大切なこと、とても有意義なことなのですね。

 

 

答えるタイミングは自分で決めていい。
自分を待ってあげる、
待つことで自分の本当の答えが見つかる。

 

 

今日もお元気で。

いつもお読みいただきありがとうございます。