「NO」と言うことで得られるもの

2016-03-02

こんにちは
小林 明美(こばやし あけみ)です。

 

 

【やりたくないことにNOと言ってますか?】

 

昨日、4月から始める予定だった仕事の
お断りに行きました。

 

10月くらいにお話を頂き快諾していた仕事。

友人が私のために私を使おうと決めてくれた仕事。

 

ありがたくてありがたくて
よっしゃ、がんばろう!って決めた仕事・・・

 

 

 

ああ、それなのに・・・


これは私がする仕事じゃない!って思いに至り

昨日お断りに行ったのです。

 

 

 

なんてひどい奴だ!!

(自分で自分にツッコミ入れたくなります)

 

 

 

理由は、その道の「専門家」ではないこと。

どんなにその分野に興味があり体験があっても
「専門家」でないことで、責任が持てないと感じまして。

このまま話が進んだら、
責任持てないまま「やらされてる」気持ちになりそうで、
それだけはダメだ!なんて思ってですね…

 

いろいろそんなこんなで、

申し訳ないけど私は出来ません!って
自分の気持ちに正直になろうって決めて

お断りをお願いしたんです。

 

ご迷惑かけること覚悟のうえで。

 

 

 

 

あなたはNOというのは得意ですか?

私は苦手でした。

 

 

 

いい人でいたいし、
嫌われたくない。

相手に迷惑かけるかもしれないし、

世間体も悪い。

 

 

でも、

「イヤだな」「やりたくないな」「我慢しなくちゃ」で
いることは、

自分自身を大切にしていないだけじゃなく

結果として、相手にも誠意がない行為。

 

 

逆の立場だったら、
本当は「嫌だけど断れないからやってる」
なんて知ったら悲しくなる。

 

 

なので、お断りを視野にわたしの思いを伝えました。

 

 

その結果、

 

ありがたいことに
4月に開講することが決まりました。

 

 

なぜ私に依頼してくださるのか、
何を求めてくださっているのか、

 

なぜ、私がお断りを申し出ているのか
「NO」の理由を本音で伝え。

 

そのうえで
私が「専門家」ではなくても大丈夫なこと
私の専門分野が活かされることなどを話し合い

 

深く双方納得ができて

これなら

ぜひやらせてください
こちらからお願いします<m(__)m>

 

ということになったのでした(^^)

 

 

 

一旦お引き受けしたのだから

「NO」何て言わず、やりとげなさいよ。

 

そんなお叱りも聞こえてきそうです。

 

ほんとほんと。

その通りです。

 

 

 

早い段階で、お互いの思いを語り合っていたら
「NO」という必要もなかったかもしれません。

 

 

些細なことでも疑問や不安を抱えたまま進んでいたら・・・
ちょっと想像するのも怖い気がします(/ω\)

そして、些細な疑問や??なことって
私達の周りいろんなところに転がっています。

 

 

NOと言おうというのは
それを放置しない、
わたしはどうしたいのかを感じる練習。

 

 

「NO」「お断り」を言ったことで自分の思いを伝えきれて
依頼してくれた友人の思いも聴けて

深い信頼の上でこの仕事をさせていただくことになりました。

4月よりグリーフケアに関するコミュニケーションの講座も
開講することになりました(一般募集はありません)

 

 

ありのままの自分を大切にするためにも

「NO」とさわやかに伝えること、

自分の思いを伝えることの大切さを思いました。

 

もし、今あなたが「NO」ということが怖い、躊躇しているなら・・・

今回の私のように、
決裂ではなく

「NO」ということで
新たなお互いにとって良い展開があるかもしれません。

 

「案ずるより産むが易し」って諺がありますしね~(*^-^*)

 

今日もお元気で。

いつもお読みいただきありがとうございます。