やらなくてはならないことがいっぱいあって動けなくなるとき

2016-02-02

小林 明美(こばやし あけみ)です。

 

 

 

 

なんにも出来ないんです!

 

あれもこれもしなくちゃいけない。
仕事も家のことも子どもの世話も!!

 

やらなければいけないこといっぱいあるはずなのに
全く動けずにいるんです(泣)

 

春からまた仕事が増えるのに、
このままだと大変なことになってしまう・・・

 

 

 

以前、そんな相談を受けたことがありました。

 

 

 

詳しくお聞きすると・・・

子育てしながら、大学の講師の仕事をされている女性です。

できるだけお子さんとの時間も持つようにしながら
講義の準備などの仕事をしているけれど、

全くはかどらなくて

 

焦りと不安に覆い尽くされてしまう。

 

このままじゃダメだ。

なんとかしないと・・・

 

ということでした。

 

 

 

だいじょうぶですよ~(^^♪

 

 

 

こんな風に、

「やらなければならないことがいっぱいある」とき、

 

「やらなければならないこと」が

 

 

どどーんと

おっきな塊に見えていることありませんか?

 

 

 

大きすぎて
(実際には大きく見えているだけなんですけど)

 

どこから手を付けていいかわからないような・・・

何がどうなっているんだか、

何から手を付けていいのかわからないとか・・・

 

 

 

感情や思考と一体になっていて、
物事を客観的に観ることが出来なくなって・・・

 

どうしようどうしよう!ってあわあわしちゃう。

 

ありますよね~

人間だもの(笑)

 

 

 

 

そんな自分を少し離れたところから

客観的に観ることができると、どうでしょう?

 

 

 

もしかしたら、

「ああ、大きな塊に見えているだけだ」

とか、

「やらなくてもいいことまで、背負ってるな」

「意外とやることって少ないのかも」

 

 

そんな風に自分で気づいていくことができますね。

 

 

 

この女性の場合、

 

アレルギーをお持ちのお子さんのために、
「掃除」することをとても大切にしていらっしゃいました。

その中でも、
夜寝る前に部屋中を「クイッ〇ルワイパー」で掃除することを

大切に感じているのに出来ていないことが

一番の気がかりだということに気づかれました。

 

 

そのための時間を測ってみると、

わずか5分。

 

掃除にかかる時間がどれくらいかわからないまま
とても大きなことに感じて
手を付けられずに、「出来ない」ことになっていたのでした。

 

 

早速その日の夜から、
5分間のお掃除を続けていらっしゃいます。

 

傍から見たらもしかしたら些細なことに見えるかもしれません。

 

でもこの5分の掃除がこの方にとって
何より大切なことだったのです。

 

これは、とても個人的なその方にとって大切なこと。

 

 

今の状態を客観的に観たあと、

大きな塊に見えた「やらなければならないもの」を
リストアップしてみて優先順位をつける。
やりたい!と思うことから始めてみる。

 

 

この客観的に自分を見ることができるということは、
誰にでも少しの練習で出来るようになります。

自分を客観視することで、

今起きていることに自分で気づいて、

小さな行動を起こしていくことで

現実が大きく変わり始めます。

 

 

今日もお元気で。

いつもお読みいただきありがとうございます。