怖がっていい。よわっちくていい。

こんにちは
小林 明美(こばやし あけみ)です。
昔、ある方から言われました
「よわっちい娘ね(笑)」
私が「強い人」のつもりでいたころのお話しです。
すでに充分年を重ねてて「娘」という年齢でもなかったんだけど。
お隣の県というより、同じ九州の中で起こった大きな災難。
規模は小さくても同じように揺れる中にいて
正直、小さな揺れでもドキドキします。
大きな揺れが来るんじゃないかって怖くなる。
怖がっても仕方ないとわかっていても
気持ちがずーんと下がってしまう。
そのたびもう一人の私が言います。
だめだめ!!
被災者じゃない私達こそが明るくいつも通りの生活をしなきゃ!!
そうですね。
たしかにそうです。
11年前の西方沖地震のときも
むっちゃ怖かった。
怖がっていることはカッコ悪いこと、
もっと大変な人たちがいるのに
この程度でビビる私はダメ
そんな風に思ってました。
だから「これくらいのことで怖がってちゃだめよ」
と、沈みそうになる心を奮い立たせて
余震が来ても「平気平気(^^)」って
がんばってました。
怖がる自分、不安だと思っている自分に
ぜーんぶ蓋をしてたら
ぽき。
ある瞬間心が折れちゃいました。
(一時、頭が真っ白になって何も出来なくなりました)
マインドフルネスNLPを学んだ今は、
自分が怖がっていることを自覚しています。
直接被害にあったわけでも、震度7とかを体験していなくても
自分の家が壊れてなくても怖いです。不安です。
「怖い」や「不安」「悲しい」と思うことに
これくらい以上は怖がって良くて
ここから下は怖がっちゃいけないなんて基準はないでしょ?
以前の私は勝手に基準をつくっちゃってました。
感じる気持ちはとても個人的なことで
どんな感情も持っていいし感じていい。
これは地震や災害のときだけに限った話じゃなく
私達は、どんな感情を持ってもいいのよね。
その感情を持っている自分を抱いて
泣いている赤ちゃんをよしよしするかのように。
「怖いよねー」「辛いよねー」
「辛い人見てるだけで私も辛いんだよねー」
もう一人の自分でよしよしする。
泣いてる赤ちゃんに「泣くなー!!」
とは言わないでしょう?(^^)
そんな感じで今のありのままの自分を認める
「よわっちい娘ね(笑)」
強がって、自分が怖がっていることに気づかず
平気なふりして頑張っていたとき
ある人から言われた言葉です。
ぎぇ!
ダダ漏れしてた^^;
「でもね、よわっちくていいのよ」
その言葉に救われました。
私は怖がりでビビりです。
(たぶん人一倍のビビり(^^ゞ)
そんな自分でいい、怖がりでいいです。
それを認めたうえで、その感情にとどまらない。
どうやらきっと大丈夫。
私達は前向いて普段通りの生活をすることが支援になる。
幸せを感じながら感謝しながら
普段通りの一日を生きようと思います。
感情に蓋をするのではなくその感情をゆるして認める。
在ることを認めることで捉え方が変わります。
自分の弱さを認めることができるようになったころ
少し強くなれたような気がします。
今日もお元気で。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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