口角を上げることで幸せを招き入れる

小林 明美(こばやし あけみ)です。
昨日からコミュニケーションの質を上げるための資料を作っていました。
そのせいかふと思い出したことがあります。
昔の話です。
当時同じ職場の隣のチームのMさんがこんなことをぼやいていました。
「ねえ、Sさんに私なんか悪いことしたのかしら?」
SさんとNさんは二人でひとつのチーム。
Sさんのほうがリーダーシップを取っている先輩でした。
特に(失礼なことをしたとか)思い当たることはないのだけど、
朝から口もきいてくれない
視線も合わせようとしない・・・
「何かやっちゃったかなあ~。。。言ってもらえたらいいんですけどね。」
とても仕事がやりにくそうでした。
そのうち、
「またSさん不機嫌なんですよー(-_-)」
「ま、いいんですけどね~、(その場の)空気悪くて~(*´ω`)」
そんな風にぼやくことが増えました。
実はSさんの悩みを聞く機会が何度かありました。
ご家庭で思うようにいかないことがいろいろおありだったのです。
ご家庭でなにかあると、
次の日の仕事中、むっつりと不機嫌でいらっしゃったようでした。
同僚のNさんには何の関係もありませんでした。
「気が付かないうちに私もやってることがあるかも・・・」と感じる出来事でした。
自分が何かネガティブな感情にどっぷり浸かり切っているとき、
自然と不機嫌な気分に覆われて
それが周りにダダ漏れしているようです。
知らず知らずに・・・
染み出ちゃう(*´ω`)
私達って、言葉を使ってコミュニケーションしてるんだけど、
言葉以外ももののほうがはるかにたくさん
相手に伝わっているようです。
「おはようございます」という言葉に乗せる
声の大きさ、明るさ、目の輝き、表情、姿勢、その他・・・
「おはようございます」\(^o^)/
「おはようございます・・・・・はあ・・・(ため息)」 ・・・・(-.-)
こんな感じ?
自分の全部を使って、そのときの自分を表現しているんですね。
「20歳を超えたら自分の顔に責任を持ちなさい」
とは、どこかで教わった言葉。
笑顔でいることが大事ということを言いたいのだろうと思います。
でも、そんないつも笑顔でいるなんて
私は不自然なことに感じていました。
晴れる日があれば雨の日もあっていいように、
笑顔になれる日もあれば、なれない時もある。
それでいいって思います。
その上でのお話しです。
口角を上げ、物理的に笑顔をつくることで
脳を笑顔にすることも出来るそうですよ。
幸せホルモンの「セロトニン」が分泌され、
副交感神経が上がってリラックスできるんだそうです。
姿勢や表情を変えることで
自分の感じていることさえも変化させることができる(^^)
そのうえで、相手に与える影響も変わるなら
なんと素晴らしいこと\(^o^)/
ただし
「笑顔でなければ」「良い印象与えねば」「笑顔でいるべき」
には気を付けて。
晴ればかりじゃなくていい。
笑顔になれない時もある。
不機嫌になるだけのことがあったのだから
まずはその自分のネガティブな感情にOKを。
不機嫌になることをゆるしてあげたいなって思います。
よしよし嫌だったねえ~って
自分自身をHUGHUGして。
まずそれが一番。
それから、
口角をきゅっと上げる(*^▽^*)
不思議と気分がすっと入れ替わります。
すごいなあ~人体の仕組みって!!
自分の不機嫌を悪者にしない。
自分のネガティブな感情の存在にOKを出す。
それから、口角きゅ!!です(*^-^*)
P.S 普段から口角を上げていると、脳は「楽しいんだ~」って理解するそうですよ。
私も今年はもっと意識して口角上げよう(^^)
笑う門には福来る\(^o^)/
今日もお元気で。
いつもお読みいただきありがとうございます。