感情はコントロールしてはいけない

2015-12-05

小林 明美(こばやし あけみ)です。

 

 

「自分の感情くらい自分でコントロールしなきゃ!」

そんなふうに

 

今ここで怒っちゃいけない・・・

今、ここで泣いちゃいけない

大人なんだから我慢するんだ。

 

とコントロールし続けていて

 

気がついたら

それなりに、
大人らしく自分の感情をコントロール出来るようになっていきました(^^)

 

 

 

 

それが出来るのはちゃんとしたいい子。

感情のコントロールができないのは悪い子。

そんな図式が以前の私の中にはありました。

 

 

 

なので、
自分が「怒ってしまったり」「落ち込んでしまう」ことは

自分の感情に飲み込まれて苦しい上に
ちゃんとコントロールできない自分を責めるという
ダブルのに苦しみでした。
むっちゃ、めんどくさい奴でした(笑)

 

 

 

なので、夫婦で言い争いにでもなったらたいへん。

怒りをコントロールできずにケンカになった上、
そのケンカした自分を責めて落ち込むという

実にめんどくさい私がいました。
2度も言う(笑) 

 

 

 

 

 

「不安になる」

「イライラする」

「怒り」

「恐れ」

 

 

そういった、人として持っていていいはずの感情を、

「ネガティブな反応」「良くない反応」と捉えることで、
その感情を「排除」しようとする意識が働きます。

 

 

出てこないように「コントロール」しようとする。

 

 

 

ネガティブな感情って

ほんとうは好きな女の子に構ってほしくて意地悪しちゃう
ちっちゃな男の子みたいな存在かもしれません。

 

 

 

自分で自分の本当の思いを大切にしたくて
現れてくる反応、感情。

 

 

なので悪いものでも良いものでもないはずなのに、

 

 

いつのまにか、100対0の勢いで
ネガティブは良くない!!って排除しようとしませんか?

 

 

わたしだけ?(*´ω`)

 

 

でも・・・じゃあ、コントロールせず、
感情ダダ漏れでいいの?

怒りや、不安や恐れ、イライラした気持ちを

人にぶつけていいの?

って疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

私もそう思ってました。

 

 

 

 

まるで生クリームからバターが出来るかのように、

ネガティブな感情は平常心に変容させることができます。

 

 

怒りをぶつけるのではなく、

恐れからの行動をとるのではなく

その前に自分で自分の感情を抱きとめて

何が言いたいのか聞いてあげること。

 

 

 

 

その不安や怒り、恐れの元は何なんだろう?と
向き合って、

感情が起きたことを受け入れて、

その感情を味わいつくして
自分の中で変容させていくことができます。

 

 

いじめっ子の男の子が好きな女の子に優しくなるかのように(^^)

 

 

 

そのことを知り

感情をコントロールするのではなく
受け止め平常心に変容させていくことができ、
自分を責めるようなことは

ほんとうに減りました。

 

怒りや恐れ、不安はあってもいい、

それを排除すべき、コントロールすべきという

思い込みを手放すことで

ありのままの自分で幸せになることはできます。

 

 

 

これは良くて、これは良くない。
というステレオタイプのものごとの捉え方が一番怖いなって思います。

 

 

 

ネガティブに見えるものは大切な私たちの部分。

 泣くこと、怒ること、悲しむこと
その感情をしっかり味わって引きずらない。

健全な表現のしかたを身に着けることで、

心は穏やかになり、

ありのままの自分で幸せを感じることができますね。

 

 

 

今日もお元気で。

いつもお読みいただきありがとうございます。