「あの人は不幸な人なんです」私がなんとかしてあげないとダメなんです、という思い込み

みなさま
こんにちは
小林明美です。
父親に対して大きな勘違いをしていたことがありました。
母を亡くしたとき
自分の母親を亡くした悲しみより
伴侶を亡くした父のことのほうが心配でした。
自分の奥さんが亡くなっちゃうなんて
どんなに辛いことだろうって、
気丈に振る舞う父を見ると不憫で…
なんて可哀想なんだろう!!
お母さん、任せて。
私がお父さんを預かるからね!!
って母に誓いました。
その瞬間、
まるで魔法の粉がかかったかのように
私は父を守る・幸せにする!!
スイッチON!!
それ以来、私の目には父は常に不幸に見えてしまい、
自分のことは横において父を最優先にしなきゃ!!
もっと父を喜ばせなきゃという日々が始まりました。
どんなに頑張っても「父は可哀想な人」ですから
私は普通にしていてはダメなのです。
父に尽くし続けないと
気を抜くと父は不幸になる。
(無意識にそう思い込んでいたんです)
ええー、あなたのお父さん楽しそうじゃん、
いっつも娘に大切にされて嬉しそうよね~
そう言われても
どこが幸せなもんですか!!
「あの人は伴侶を亡くして可哀想なんですよ」
と猛反論。
「私が尽くさないとダメなんです」
この一点張りでした(笑)
・・・
・・・
でも、これが全て幻想だったんです。
この魔法が解けたのは父が亡くなってしばらくしてのこと。
あるきっかけで、
パッと目が覚めました\(^o^)/
おはよう!世界!!
やっと夢から覚めたよ!
そんな感じ!!
父は不幸なんかじゃなかったんです。
そして世の中に不幸な人なんて誰もいなくて
不幸だと思い込んでいるから不幸なだけでした。
人は自分の思うとおりの出来事を引き寄せます。
「私はダメだ」と思っているとその通りになる出来事を引き寄せ、
「ツイてる」「うまくいってる」と思っているとその通りになります。
「あの人はダメな人」と思うと、
それを証明するかのような行動ばかりが目につきます。
「父は不幸・可哀想な人」にしていたのは
私の思い込みだったんです。
きゃー!なんてこったい(笑)
父は別に幸せでも不幸でもなく
自分の人生を生きていたんです。
その中には嬉しいことも悲しいこともあったかもしれないけど
それは父だけが特別なわけではない。
生きるってそういうこと。
父を大切に思うがあまり
歪んだ思い込みを私が持ってしまっていただけでした。
あなたも私も、
目の前にいるあの人もこの人も、
不幸でも何でもありません。
何かピンチに感じるような出来事はあるかもしれません。
心がざわついたり、落ち込んだりすることだってあります。
でも、その出来事に不幸・幸せってラベルを貼るのは私達。
魔法にかかっていたころの私を振り返ると
ちょっと滑稽な気もします。
こんなに頑張らなくても
父とはいい関係でいられたはずなのに
ちょっと肩に力が入り過ぎました(´▽`)
たくさんの父の笑顔を思い出します。
母を亡くした後も父は普通に幸せでした。
とりわけ、娘に愛されていることを実感できた
静かに満たされた晩年だったと
今は確信できます(*^-^*)
思い込みって
その人にとっては当たり前すぎて自分では気づきづらいもの。
もし、今なんだか生きづらい、
思う通りにならないことが多いとき…
気が付かない思い込みがあるかもしれません。
何かのきっかけでその思い込みを強くしたのでしょう。
それを解き明かし手放していくことで
起こる出来事も変わっていきます。
自分の思い込みに気づき解放し
望む未来を手に入れる…
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