目の前の人とわかり合うための簡単な秘訣

みなさま
こんにちは
小林 明美(こばやし あけみ)です。
3月は節目の月。
あちこちで卒業式や異動の辞令などで変化を迎える時期ですね。
私も先週、
彼が小学1年生のころに通学のサポートをしていた若い友人が
高校を卒業するので
その門出を祝ってきました。
彼は言葉をほとんど発することはできませんが、
意志はアイコンタクトや腕の微細な動きで教えてくれます。
それ以外にも
嬉しいときはもちろん笑い、
何かを訴えたいときは
言葉ではない他のもので意志を訴えます。
表情、身体の力の入り方、声のトーン、大きさ
全てを使って教えてくれます。
(こういったお友達が数人います)
コミュニケーションは3つに分けることができ、
言葉による情報は7%
聴覚による情報は38%
視覚による情報は55%
と言われています。
なので、
実は言葉からの情報って意外と少ないんですね。
「ボディランゲージ」という言葉があるように
言葉以外でコミュニケーションすることも可能なんです。
「世代が違う」
「後輩の考えてることが理解できない」
「彼らは努力をしない、自発的に動かない」
「答えを考えようとしない」
などという管理職の方やチームリーダーの方の
お悩みもお聞きします。
あ、逆の世代からもね(^^)
理不尽に感じる一方的なお叱りとか
確かに、例えば私の若い頃って
ちょーバブルの時代です。
平野ノラさん
や、
ブルゾンちえみさん
を私・・・笑えません(笑)(笑ってるし)
女性も男性も大きな肩パット入りのスーツを着て
24時間戦ってきた世代です。
お笑いの対象になるくらい古い価値観なのよね~
「頑張る」ことが美徳だった時代と
今の世代が育ってきた環境とはどう考えても違います。
お互いの「当たり前」が違います。
じゃあ、理解し合わなくていいのか。
いいえ。
世代間の価値観が違う今だからこそ
理解しようと努めることが必要。
「コミュニケーション」の
持つ力が発揮されるときです。
年齢の差も勿論のこと
言葉という(一見)便利なものを使わない
前出の彼とのコミュニケーションをとるときに
懸命に相手を「理解しよう」としている自分に驚きます。
全身「耳」にして聴いてる気がします(笑)
私自身普段目の前の方のこと
ここまで「理解しようとしてるかしら?」って
恥ずかしながら自問自答してしまいました。
勝手な「前提」をもって
きっと○○だわ、とか
どうせ△△だもんなあー
って
決めつけてかかってないかと。
いろんなところで後輩が、部下が・・・
とお悩みをお聞きします。
日頃、
共感型コミュニケーションのセミナーを通してお伝えしていますが
そんな彼らを理解しようとする、理解する、共感したうえで
初めてこちらの思いも理解してもらえると思うのです。
そのために共感しながら聞くこと。
理解しようとすること。
理解できているか確認すること。
一旦、相手のダンスに身を任せて踊ってみる。
それからなんですよね(^^)
言葉でコミュニケーションできない彼らとの関わりは
最初の意思疎通は簡単ではありませんでしたが、
少しずつ少しずつ理解できていきます。
理解できたとき嬉しいのです。
その「嬉しい」の積み重ねで
お互いの心のかけ橋がかかっていきます。
なので、危ないときとか、やらないでほしいことも
ちゃんと聞いて受け入れてくれました。
ほんと、いいやつです。大好き(^^)
考え方が違う、
世代が違う、
思うように動いてくれない・・・
違いを探すんじゃなく
理解する、共感するから始めませんか?
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
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